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2006/04/02

【コラム】地デジ

先日、「地上デジタル放送(地デジ)の登場によって、従来のアナログ放送のことが“地アナ”と呼ばれるようになった」というエントリーを書いたのだけど、そもそも“地デジ”という言い方自体に、なにかこう「くすぐったさ」というか「居心地の悪さ」のようなものを感じている。

いや、単に「語感が悪いから居心地が悪い」というワケでもないのだ。確かに日本語の略語にありがちな「4拍の言葉」ではないという時点で、この言葉はかなり気持ち悪いのだけど、それならそれだけの話だ(余談だけど、強引に4拍化したら“チジョデジ”かな? アダルトビデオのタイトルみたい)。ま、こういうのは慣れてしまえば問題ない。

多分、私がこの言葉に対して抱いている「居心地の悪さ」は、この言葉が……いや地上デジタル放送という仕組み自体が「押しつけがましい」点にあるのだと思っている。そもそも2011年にアナログ放送を終了して、全ての地上波放送がデジタル方式に移行するという論理自体が強引だ(予言しておくけど、多分このスケジュールは遅れる)。そんな放送について「自然発生的に“地デジ”との略称が定着してい雰囲気」を押しつけられる感じがイヤなのだと思う。

そういえば最近、富士通のパソコン(地上デジタル放送のチューナーを内蔵している)のコマーシャルで、石田純一が「地上デジタルだから地デジ」と説明するシーンがあった。で、それに対して木村拓哉が「略さないで!わかりづらいから」と返すのだ。まぁ好意的に見れば、この場合の木村拓哉は“消費者の代弁者”ということになるか。でもね。放送業界から登場した押しつけの略語を、パソコン業界が皮肉ってみたところで、個人的には「向こう側で何をゴチャゴチャやりあってんの?」と感じてしまうのだ。簡単に言うと白ける。とんねるずが業界の内輪ネタで盛り上がっていて、テレビの前でそれに付き合わされる感じだ。

多分、私が“地デジ”に対して抱く居心地の悪さは、「業界の自家中毒に付き合わされる」居心地の悪さであるに違いない。

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