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2006/03/30

【コラム】エイリアン語

台湾ネット界で用いられる独特の表記法が「火星文」ならば、韓国のそれは「エイリアン語」だ。

昨年フジテレビのドキュメント番組『NONFIX』で「韓国における日本文学のあいまいな軽さ」という特集を放映。基本的には「韓国の若者の間で人気を獲得しつつある日本文学」を分析する内容だったが、その中で、韓国における文壇の新潮流も紹介されていた。それによると韓国でもネット上の小説がブームなのだそうで、ネット界からデビューする新人作家も登場しているのだという(日本で言えばYoshiみたいな作家かな?)。で、そういう作家が書く小説には、日本でいう「(^-^)」みたいな絵文字とかがふんだんに盛り込まれているのだそうだ。またさらには、日本のギャル文字のように文字(ハングル)の部分部分を分解したような表記法もあったりして、そういうのを一切合切ひっくるめて「エイリアン語」などと呼ぶらしいのだ。韓国内ではこれを「文法の破壊」として批判する声も大きかったとのこと。まぁ古今東西において、既視感たっぷりの反応ではある。

ともあれ、旧世代から見た新世代は、同じ時代を生きる同志であるにも関わらず、その価値観を完全に共有しきれない「遠い存在」であるということか。台湾の「火星」にせよ、韓国の「エイリアン」にせよ、かつての日本の「新人類」にせよ、ひょっとしたら米国の「X・Y(世代)」にせよ、旧世代や保守層の足掻きが見える面白い表現だと思う。こうやって旧世代や保守層は、「価値観の向こう側をこっち側」を線引きしようとするのだ。

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