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2006/03/31

【コラム】執事喫茶・イケメン声優・メガネ男子

なんとなく“そういう動き”があるのは知っていたが、まさか実現しているとは思わなかったものがある。池袋に『Swallowtail』という名の“執事喫茶”が開店したらしい。

執事喫茶というのは、主に女性客を対象に執事風の店員が接客を行う喫茶店のこと。……つまり男性にとっての“メイドカフェ”の丁度裏返しにあたる業態だ。近年、メイドカフェが大流行していることを背景に、オタク女性の間で「だったら執事カフェや執事喫茶があればいいのに」という声が漏れていたのは何となく知っていたのだ。そうしたら程なくして「女性のアキバ」とも言われる“乙女ロード”(池袋)でこんなお店が誕生していたという次第である。

それはそうとオタク文化圏では「男の概念が女の概念に」「女の概念が男の概念に」といった具合に、性別を鏡写しにするような概念の伝搬が起こっているように思える。例えば、男の“ロリコン”に対する女の“ショタコン”(正太郎コンプレックス)とか。最近気が付いたところだと、オタク男性にとっての“アイドル声優”に対して、オタク女性にとっての“イケメン声優”とか。おそらく、こういう対応を探して表にすれば、結構面白い分析が出来るのではないかと踏んでいるだが、どうだろうか?

余談ながら、最近女性の間でよく言われるようになった「メガネ男子」という考え方も非常に興味深い。この概念、おそらく出発点がオタク男性にとっての“メガネっ娘(こ)”にあるような気がしている。これが「男女の鏡写し」で女性にとっての“メガネ男子”になったと。しかしながら鏡写しの過程において位相の変化が起こって、それは「オタク女性のための概念」ではなく「一般女性のための概念」になったのだ。昨年末だったか、ビジョメガネとかいうタイトルの写真集が発売されていたが、まさにそこでいうビジョメガネ概念は、位相変化後の概念が、男性側に逆流したものであるように思うのだ。

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